百日咳の予防(三種混合ワクチン)について
百日咳に対するワクチン(3種混合ワクチン)の流通制限がありますが、在庫少量確保できておりますため、電話、WEBからの予約が可能です。よろしくお願い申し上げます。(5/26)
みなさんこんにちは😀カーサファミリークリニックです🏡
全国的に百日咳が流行しています。今回は百日咳のこと、予防のためのワクチンのことについてお話しします!
百日咳とは?
百日咳(ひゃくにちぜき)は、「ボルデテラ・パートゥシス」という細菌によって起こる感染症です。激しい咳が長く続くのが特徴で、特に赤ちゃんや小さなお子さんにとっては命にかかわることもあるため注意が必要です。
主な症状:
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風邪のような咳から始まり、その後「コンコンコン...ヒュー!」と連続して咳き込み、息を吸い込むときに音が出るのが特徴です。
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夜間に激しく咳き込み、眠れなくなることもあります。
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乳児(特に6ヶ月未満のお子さん)の場合は咳の代わりに呼吸が止まる(無呼吸)こともあり、非常に危険です。
感染力が強い
百日咳は飛沫感染(咳やくしゃみのしぶき)でうつります。特に、五種(四種)混合ワクチンが未接種の赤ちゃんが感染すると、重症化しやすくなります。
三種混合ワクチン(任意接種)について
三種混合ワクチン(DPTワクチン)は、ジフテリア・百日咳・破傷風の3つの病気を予防するワクチンです。
日本では定期接種ではなく、任意接種で接種することが可能です。ですので、自治体から予診表が送られてくるわけはありませんのでご注意ください。
なぜ追加接種が必要?
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乳幼児期に四種・五種混合ワクチンの定期接種を受けても、百日咳の免疫は5〜10年で弱まってしまいます。
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小学校高学年〜中学生、また大人も感染して子どもにうつしてしまうケースが増えています。
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特に赤ちゃんに接触するご家族(パパ・ママ・祖父母など)も感染源になりうるため、大人の予防接種も注目されています。
こんな方におすすめです - 1歳未満の赤ちゃんのご家族の方、赤ちゃんと接する機会が多いご家族の方、(妊婦の方)
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小学生〜高校生くらいまでのお子さん(日本小児科学会では、小学校就学前の1年間と11-12歳での3種混合ワクチンの追加接種(任意接種)を推奨しています。)
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教育・保育・医療関係のお仕事をされている方
当院では、三種混合ワクチン(任意接種: 5500円)をweb・LINE・お電話での予約制で実施しています。
(お子様は小児科ワクチンの予約枠「2歳から就学前」「小学生以上」からご予約ください。大人の方のは方はwebとお電話にてご予約を承っております。)
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。