アレルギー血液検査
アレルギー血液検査(採血)とは
血液中に存在する特異的IgE抗体の量を測定する検査です。特異的IgE抗体は、アレルギーの原因となる食物や花粉など(アレルゲン)に反応し、アレルギー症状を引き起こす抗体です。
特異的IgE抗体価は<0.1〜100 kUA/Lの範囲で検出されます。
- 特異的IgE抗体価が高い=アレルゲンに対するアレルギーの可能性が高い
- 特異的IgE抗体価が低い=アレルゲンに対するアレルギーの可能性はあるが、血液検査だけでは診断できません
- 特異的IgE抗体価が陽性(0.35 kUA/L以上) =アレルギーと診断される……わけではありません!
- 当院では、アレルゲンの種類は13項目まで保険診療内で測定ができます。
- 検査(採血)をしてから結果がわかるまで、1週間程度のお時間をいただきます。
- 患者様の症状の経過を確認した上で、血液検査結果を合わせて診断します。必要な際には、食物負荷試験を行います。
この記事を書いた人
カーサファミリークリニック
副院長 三浦陽子
小児科専門医・アレルギー専門医