メニュー

高血圧の再検査は何科?

[2026.07.16]

健康診断の結果票に「血圧:要再検査」があり、どこの病院の、何科に行けばいいのかがわからない方へ。職場の健診センターにもう一度行くべきなのか、近所のクリニックでいいのか。

この記事では、血圧の再検査をどこで・何科で受ければよいか、循環器内科専門医の院長がまとめて整理します。

結論:血圧の再検査は「内科」または「循環器内科」へ

血圧の再検査は、お近くの内科または循環器内科で受けられます。かかりつけ医がいる方はまずそこへ、いない方は通いやすい内科クリニックで大丈夫です。

健診はあくまで「ふるい分け」なので、再検査はどの医療機関で受けても構いません。大切なのは「どこで受けるか」より「受けに行くこと」です。血圧の高さは自覚症状がほとんどないため、再検査の案内が体からの唯一のサインになっていることが多いです。

内科と循環器内科、どちらを選ぶ?

基本はどちらでも問題ありません。そのうえで、次のような方は循環器内科(または循環器専門医のいる内科)をおすすめします。

  • 健診で心電図の異常も一緒に指摘された
  • 動悸・息切れ・むくみなど、気になる症状がある
  • 血圧が160/100mmHgを超えていた
  • 30〜40代など若い年代で血圧が高いと言われた(ホルモンの病気が隠れていることがあります)
  • ご家族に心筋梗塞・脳卒中の方がいる

理由はシンプルで、高血圧の再検査には2つの目的があるからです。1つは「本当に高血圧かどうか」の確認。もう1つは「心臓や血管がすでにダメージを受けていないか」の確認です。後者の評価として、心電図の確認や心臓超音波(心エコー)検査を行う必要があり、循環器内科医がもっとも得意とする領域です。

当院は循環器内科専門医の院長が診療する内科クリニックです。まずは内科で相談したい方で、「心臓への影響まで専門医に診てほしい」という目的も1つの場所で完結します。

再検査当日は何をする?

行ったらすぐ薬を出されるのではと心配される方がとても多いのですが、実際は違います。診察室で1回測った血圧だけで治療を始めることは、原則ありません。

当日の流れはおおむね次のとおりです。

  • 問診と血圧の再測定:健診時の状況(緊張・寝不足など)も含めて確認します
  • 家庭血圧の測定をお願いする:多くの場合、まず2週間から約1ヶ月、朝晩の血圧をご自宅で記録していただきます。病院では高く出るのに自宅では正常という方(白衣高血圧)が一定数いらっしゃるためです
  • 必要に応じて検査:採血(血圧が高くなるホルモン異常など)、心電図、心臓超音波検査など。

再検査の受診は薬を始めることではなく、そもそも本当に高血圧なのか、高血圧による臓器障害などが出ていないか、緊急を要する高血圧の状況ではないか、お薬を飲む以外に血圧が下がる方法がないか、などを探る時間です。血圧手帳は院内でお渡しし、スマホの血圧管理アプリで記録される方も増えてきています。
詳しい検査の内容は高血圧の診療ページでも解説しています。

健診での高血圧を後回しにすると

高血圧は痛くもかゆくもありませんが、放置された高血圧は静かに血管と心臓に負担をかけ続けます。放置した場合のリスクや治療の考え方は、高血圧のページに詳しくまとめています。

血圧以外の項目(血糖・コレステロール・腎機能・尿酸値など)も一緒に引っかかった方は、健診で異常を指摘された方へのページをご覧ください。多くの項目は当院でまとめて再検査できます。

まとめ

当院では、健診結果票の確認から、家庭血圧の記録指導、採血・心電図・心臓超音波による精密検査、そして必要な場合の治療と継続フォローまで、循環器内科専門医の院長が一貫して担当しています。結果票を1枚お持ちいただければ始められますので、江戸川区西葛西・葛西エリアで血圧の再検査先をお探しの方は、どうぞお気軽にカーサファミリークリニックへご相談ください。ご自身の再検査をきっかけに、ご夫婦やご家族で血圧を測る習慣が始まったというお話も多く、ご家庭の健康を見直す入口としてご活用いただけたら嬉しいです。

よくあるご質問

Q. 再検査はいつまでに行けばいいですか?

A. 結果が届いたら1ヶ月以内を目安にご受診ください。特に160/100mmHgを超えていた方や、心電図異常・強い頭痛などを伴う方は、早めの受診をおすすめします。

Q. 症状が何もなくても行くべきですか?

A. はい。高血圧は自覚症状がないのが普通で、サイレントキラーと呼ばれる理由もそこにあります。症状がない今の段階で確認しておくことがいちばん重要です。

この記事を書いた人

三浦 光太郎|カーサファミリークリニック 院長
循環器専門医・総合内科専門医・医学博士

参考文献

  • 日本高血圧学会『高血圧管理・治療ガイドライン2025』
  • 厚生労働省 標準的な健診・保健指導プログラム
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME