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ヘルパンギーナ~夏に流行しやすい子どもの感染症②~

[2025.08.18]

こんにちは、カーサファミリークリニックです🏠

今回は、夏に流行する子供の感染症である「ヘルパンギーナ」についてお話します。

ヘルパンギーナとは?

ヘルパンギーナは「夏かぜ」の代表的な病気で、原因は主にコクサッキーウイルスA群などのエンテロウイルスです。特に1〜5歳の子どもに多く見られますが、まれに大人にも感染します。飛沫感染、接触感染、便を介した感染などで広がります。

症状

突然の38〜40℃の熱が数日続き、のどの奥に小さな水ぶくれや潰瘍ができます。強いのどの痛みで食欲が落ちたり、水分がとれなくなることもあります。発疹は基本的に口の中だけで、手足口病とは異なります。発熱は2〜4日で治まり、1週間ほどで回復します。

治療

特効薬はなく、症状に応じた対処が中心です。冷たい飲み物やゼリーなど刺激の少ないものを与え、こまめな水分補給を心がけましょう。発熱や痛みが強ければ解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)を使用します

重症化に注意すべきサイン

多くは自然に回復しますが、まれに重症化することがあります。特に注意が必要なのは以下のような場合です。
・水分がほとんどとれず脱水が進んでいる
・ぐったりして意識がもうろうとしている
・高熱が長引く、または急に体調が悪化する
・けいれんを起こした
・呼吸が苦しそう

エンテロウイルスの一部は心筋炎や脳炎、髄膜炎を起こすことがあり、重篤な合併症につながることがあります。こうした症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

予防

ワクチンはなく、手洗い・咳エチケット・おむつ交換後の手洗いが予防の基本です。ウイルスは便の中に数週間排出され続けるため、家庭内や園内での衛生管理も大切です。

登園・登校はいつから?

学校保健安全法では出席停止の感染症には含まれていません。ただし、発熱や口の痛みで食事や活動ができないうちはお休みをしましょう。医師に相談してから、登園・登校することが望ましいです。
また、園や学校によって対応が異なる場合があるため、確認しましょう。

まとめ

ヘルパンギーナは夏に流行する子どもの感染症で、ほとんどは自然に治ります。ただし、乳幼児は脱水になりやすく、まれに心筋炎や脳炎などの重い合併症を起こすことがあります。安心して過ごすためには、家庭での水分補給と体調の変化への早めの対応が何より大切です。

ご不安な場合は、いつでもご相談ください。当院では、症状に合わせたアドバイスや必要なケアをご案内しています。

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